2006年02月06日

パクパクとゲーム「 Sky (AIRの2次創作) 」(前編)

「AIR」のネタバレを盛り込んだ内容なので本編を未プレイの方は読むのを避けてください。

「AIR」のエンディングを観てゲームだということを忘れ、大泣きしてしまったパクパクですが、どうも釈然としない感じが残っていたというのは以前のブログに書いたとおりです。 もっと、物語を昇華できる要素がこの作品には残っていると感じてましたから。

んで、ネットをあれこれと調べていると、面白いページを発見!
http://www.geocities.jp/zaregoto_448/natutou.html

これにはこんなことが書いてありました。(抜粋)
------------------------------------------
あなたはKEYが生み出した超感動ADV、AIRを知っているだろうか……? こんなサイトに来るぐらいだから(ちょー偏見)当然知っているだろう……

では、あなたはAIRのDNML「sky」を知っているだろうか……? そもそもDNMLって何?ってやつも多いだろうが、ここではスルー(爆

知らないやつはやれ!! とにかくやれ!!

管理人は「sky」をプレイして、AIRの評価が格段に上がりました。
------------------------------------------

ほほぅ〜。DNMLってのは聞いたことがないけど、「AIR」の続編エピローグみたいなものかな?と考え、ちょっとやりたくなってきました。 早速「Sky」でぐぐってみると。こんなページが

http://circlemebius.sakura.ne.jp/sky_down.html
お、タダでダウンロードできるフリーソフトだ・・・ナイス! えーっと、何々・・・・・「プレイするにはKey製作「AIR」が別途必要です。」

ん? これって・・・もしかして、PC版の「AIR」のソフトが必要ってことじゃん・・・・・・・・・。 パクパクはPS2版でやっていたので、出来ないという哀しき結論がページを読んで10秒で出されました・・・・。

うわぁーーーーーーーーん; なんだ、この何とも言えぬ悔しさは・・・。

あまりにも悔しいので、「Sky」をやるために中古ショップで「AIR」本体を探して買ってきました・・・・うぅ、余計な出費が。まぁ、かなり昔の作品のようで、比較的安かったですけど。

さて、「AIR」PC版もセットして、さっそく念願の「Sky」をダウンロードして遊んでみました。
Sky00.jpg
・・・・・・・・・・おぉ、これって・・・。 始めてものの数分でいきなり衝撃を受けてしまいました。

というのもこの「Sky」という作品、ゲームの中で使用されている画像をそのまま使って新しいテキストを組み込み、オリジナルのゲームとなっているのです! DNMLっていうツールの機能らしいですが、こんなことができる
のか・・・と素直に感心しました。
ここまで来ると、本編をやっているのとほぼ変わらない状況で遊べる感じ。唯一の欠点といえば声が一切入って無いことだったんですが(PC版には音声ありませんので)、20時間近くPS2版をプレイしていたので、キャラのセリフのメッセージはパクパクの頭の中で勝手に声優さんの声に変換されてました(笑)

さて進めて行くと序盤のメッセージ内容に多少違和感があるもののキャラの雰囲気は「AIR」そのままの別シナリオとしてすんなり受け入れられました。
ただ誤算は、オリジナルで個人が作ったものということで、たいしてボリュームは無いだろうと踏んでいたんですが、エンディング迎えるまでにトータル10時間以上かかりました・・・・うひー。

終わった直後の感想は一言「これ・・・凄すぎる!」です。

簡単に序盤の内容を説明すると、この「Sky」は「AIR」の中で呪いに抗えず、結局何もできないまま観鈴を死なせてしまった住人が、観鈴をどうにかして救い出そうとする内容です。

本編で、観鈴が倒れ動けなくなり、住人が目を閉じたまま動かなくなった観鈴を前にして人形に祈りを込めてカラスに転生する場面から物語が再び始まります。
そしてカラスに転生して時間を巻き戻した住人は記憶が失われつつも自分の状況と何故ここにこの姿でいるのか、また観鈴の呪いの謎を新たに探っていこうとします。 本編では為す術が無くただ見ているだけだった観鈴を、今度こそ果たして救い出せるのか・・・・という新しく作られた物語です。

う〜ん、はっきり言って、シナリオは本編よりもよく出来ていました。
10時間オーバーというボリュームも然ることながら、ほとんどのプレイヤーが本編で釈然としなかった内容が、一部本編の設定を脚色して新しい回答を導きだしています。 しかも、この「Sky」という作品のすごいところは「AIR」という作品の中でバラバラのまま繋がりなく終わってしまった感のある5本の物語を1本に束ねた糸のように綺麗にまとめ上げているところにあります。
Sky03.jpg
簡単にいうと、観鈴編に「佳野」も「美凪」も「みちる」も「柳也」も「裏葉」、そして半分忘れかけていた「白穂」までもが深く絡んできます。 そして、住人を中心として、それらのキャラクター設定を消化して、オリジナルの要素と解釈を上手く盛り込み、自然に演出しているということです。
例えていうなら、一般家庭の冷蔵庫の中にある残り物の素材を使って、三ツ星シェフも驚愕の至高のメニューを作りあげたというところでしょうか。 海原雄山も「うぐぐぐっ・・」と思わず唸ってしまう感じです(笑)

ここらへんのテクニックは、個人とは思えないクオリティの高さでやってみないとこの凄さはわからないだろうなぁ・・・と正直思います。

さて、ここからは「Sky」のネタバレ感想として後編へ続きます。
これからやる方は後編ブログを見ないようにしてください。


posted by pakupaku(パクパク) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。