2006年04月02日

パクパクとゲーム「Ricotte(リコッテ)」(後編-ネタバレ満載)

プレイ感想 後編はゲームのネタバレが殆どになると思うので、未プレイの方はここから先は読まないでください。

前編で書いた通り、このゲームは大きく2つのメインシナリオが用意されています。

「Largo編」→主人公は自分のピアノに自信がなく気弱な面がある。やさしいエッチ。
シナリオ点数:88点

「Allegro編」→主人公が自信家で自己中気味。鬼畜かと思えるぐらいエロ満載。
シナリオ点数:54点

周りの登場人物の設定は変わりがないものの、性格がまるっきり違うので中盤から後半にかけては全く別のシナリオへと変わっていきます。
パクパクは最初にLargo編をクリアして感動しましたが、その後Allegro編をプレイしてガックリと肩を落としました。ライターが違うんじゃないの??ってぐらい別モノの作風でせっかく築きあげたLargo編のやさしく暖かい雰囲気を、Allegro編で見事にブチ壊してくれてありがとうございます(笑) 

■「Allegro編」(音楽用語で「速く、快速に」という意味らしい)

では、総合評価をガクっと下げたAllegro編の感想ですが、ともかく主人公の自信家っぷりな台詞や行動はほとほと嫌気がしました。しかもリコッテと出会ってすぐに手を出してエッチするわ、外でトイレが無いからって抱え上げながらおしっこを強要していたずらするわ、嫌がってるリコッテのお尻を攻めて入れちゃうわ、変態プレイ満載で「これ、ロリ好きな主人公のただのエロゲーじゃん・・・(笑)」しかも、言葉ではリコッテがー、リコッテがー、言ってる割には出てくる女性キャラはほとんど手をだしてまさにエロゲー主人公の鏡のような行動っぷりにはやってて疲れた・・・。

またリコッテのお尻を指でいじって遊んでてつき指してピアノが弾けなくなってしまったのを、済し崩し的にライバルのピアニストのせいにしてしまうあたりもすごいよなぁ・・・。このシナリオは最初からピアノが抜群にウマイ設定なので、成長や心の葛藤とかも皆無だし、一応エンディングを見るために最後までやりましたけど、つまらなすぎてほとんどクリックするだけの作業になってました。 エロい展開に持っていくまでの過程を描くためにとりあえずストーリーをとってつけたような感じで、エンディングを迎えても感動ゼロ。 スタッフは「Largo編」と「Allegro編」という相反する2つのストーリーを用意して何を表現したかったのか全く意味不明。 「Ricotte」という作品でエロを表現したかったんだろうか・・・。


■「Largo編」(音楽用語で「幅広く、ゆるやかに」という意味らしい。)

こちらは正当なストーリーで、小さい頃父親にピアノを教えられて育った主人公の「バノン」と心の傷により歌えなくなってしまった「歌姫リコッテ」との、弱い2人がお互いが想いあって支え合いながら心の成長を描いていくストーリー。
ricotte3.jpg
盗みを働いて捕まった過去を一切話さない1人の少女を何も言わずに主人公のバノンが助け、その後一緒に生活するようになり、いつもリコッテの側にいながらゆっくりと音楽の素晴らしさと歌うことの楽しさを思い出させてあげる。

そして2人でアルペンブルに向かって歌姫とピアノ伴奏者として成功させようと乗り込むも、プロの厳しさによって1度は離れ離れにさせられてしまった2人、でも周りの暖かい人達のやさしさに見守られながら挫折から立ち直り、最後はバノンがリコッテのコンサート会場に「2人で作った初めての歌」を完成させ、飛び込みでお客さんの前で披露し、今まで一緒に生活した楽しい日々を思い返しながら「2人で作った歌」を静かに歌い上げるエンディングは、演出やサウンドの効果も相まってかなりグッときました。
ricotte2.jpg
この2人のやり取りももちろん良いんですが、周りの登場人物も魅力的でいつも2人を励ましてくれた明るいパブの看板娘の3人「フィオーレ」「フェタ」「クーロミエ」と、厳しくもやさしいパブのオーナー「マダム」。2人の歌を作るきっかけになったオルゴールを譲ってくれた「エポワス」パブの常連でキザな性格だけど友達思いの「シャウルス」、謎の老人だけど実はアルペンブルの音楽会社の創始者であった「ロックフォール」など、物語を彩るのに申し分のない配役とその台詞回しにはホントにパソゲーにしておくのには勿体ないほどの完成度の高い作品でした。(特にシャウルスは漢気っぷりなセリフと態度にはちょっと惚れそうになった(笑))

ちなみに、あちこちの評価で書かれている「歌姫」なのに実際流れてくる「歌」のショボさにゲンナリ・・・ってのは、パクパクも気にはなりましたけど、こればっかりはゲームなんで仕方ないかなと。リコッテの声の雰囲気を保ったまま、一流の歌い手のように歌いあげるってのはたぶん無理だし。それでもエンディング流れた「幸せのMelody」と「ありがとうの歌」は曲調、歌詞、歌い方ともに完成度は高いと思います。


posted by pakupaku(パクパク) at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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