2006年04月18日

パクパクとゲーム「シャドウハーツ」(後編-ネタバレあり)

プレイ感想 後編はゲームのネタバレを含むので、未プレイの方はここから先は読まないでください。

ストーリーに関してですが、これもビックリする程よく出来ているんですよねぇ。
大まかなメインストーリーは邪悪な化身を蘇らそうとしている悪の親玉がいて、それを主人公達が世界を守るために立ちはだかるっていう王道的なものですが、キャラクターの魅力と、メインストーリーを構築しているショートストーリーの内容と演出が非常に面白く個性的。 キャラクター同士の台詞の掛け合いや動きがこれほど面白く自然に描かれた作品って他に類がないかも。
ライターが書く台詞とかって結局「作られた」人工的なイメージが終始付きまとうんですが、この作品はとても自然で、本当にそれぞれのキャラクターが生き生きと描かれている感じがして1つ1つの考え方や行動に共感が持てるんですよねぇ。 まさにライターさんの才能が見える良質な内容でした。
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ちなみにパクパクのお気に入りストーリーポイントは

・アリスが主人公ウルの精神世界に入り込み、黙々と自分の墓を掘るウルを見かけた時。

・ハリーの母親がクーデルカ・イアンサントと知った時。(懐かしー)

・ウルが天凱凰を封じていた父親と対面し対決するところと、父親とのバトルに勝った後の父 親の声付きでの語り。

・アリスがアートマンに命を懸けて裁かれようと対決する際にウルが乗り込んできたとき。
 そしてその後の声付きでのアリスの想いを語る場面。

の4つですねぇ。
ストーリー中でも主人公ウルの性格や口調がとても面白くて仲間や敵キャラと対する掛け合いは結構笑わせてもらいました。 軽い性格だけど、ヒロインのアリスを守ろうとする時折見せる真剣な姿は普段のギャップも相まってなかなかカッコよかったです。
また、このゲームでは「グレイブヤード」と呼ばれるウルの精神世界があり、その中で起こるイベントの描き方がとてもウマイ。 父親と夕焼けをバックに対話する場面。そして父親が「俺を越えてみせよ!」対決する場面。そして勝利した後に静かに息子であるウルに想いを伝える場面。イベント中の要所要所は声付きの台詞で語るので、より雰囲気が出ていて印象に残りました。
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ここまで良い点を上げてきたので、ちょっと悪い点というか気になった点もいくつかあげておくと、敵モンスや全体の雰囲気がグロっていうか、キモいのが難点。もうちょっと一般受けするようにしないと、見た目だけで損をしてる気がします。だいたい、冒険がスタートして一番最初に訪れる村が「人喰いの村」だし(笑) その後も亡霊や呪い、復讐、銃殺、処刑とかどんよ〜りしたテーマが続いていきます。 
また、ステータスのSPは必要あったのかな??と。SPっていうのは恐怖心みたいなもので戦闘中に1ターンごとに消費されて、ゼロになると暴走してしまうやっかいなものなんですが、このゲームでは全く不必要なものに感じてゲーム中にイライラが募るだけでした。
また、戦闘で言うとボス戦の中で即死攻撃は必要ないです。ドラクエの呪文「ザラキ」あたりから頻繁にRPGに出るようになった即死攻撃ですが、ボスがこういった攻撃を使ってあっさり全滅させられるのはちょっとどうかな・・・と。 後半のボスは頻繁に使うようになるので、興ざめしてしまった場面もチラホラ。

まぁ、全体的にみれば悪い点は些細なものなので、ぜひこの作品はRPG好きのユーザーならプレイすべき作品だと思います。何より新品が1980円なんで、店頭価格や中古だと1500円以下で買えるとすれば、かなりお買い得! 時間を空けて次は同じくベスト版を買ったシャドウハーツ2 ディレクターズカットをプレイする予定です。

番外記事・・・・
ちょっと記事を書く際に開発元の「サクノス」を調べてみたら、シャドウハーツ2からサクノスのスタッフが編成されて「ノーチラス」という会社名に変わって開発していたらしく、その後ノーチラスも「シャドウハーツ2」「シャドウハーツ3 フロムザニューワールド」を作った後に消滅した模様。アルゼも赤字なのはわかるけど勿体ないチームを潰したもんだ。 という訳で、この「シャドウハーツ」シリーズは今後続編はもう出ない、もしくは違う小会社に下請けとして出すのでタイトルが一緒なだけの全く別物になりそうな感じ。


posted by pakupaku(パクパク) at 09:10| Comment(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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