2006年06月01日

パクパクとゲーム「らくえん」(前編)

PC(Windows)用のゲーム「らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜」をプレイしました。
game_rakuen_title.jpg 
「らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜」Windows 18禁

機種  :PC(Windows)
発売日 :2004/06/25
定価  :8800円(税抜き)
ジャンル:ビジュアルノベル
開発  :TerraLunar(月面基地前)
プレイ時間:16時間程度(クリア済)

公式ページ:
http://www.moonbase.jp/ra/

総合評価点数:89点
(総合シナリオ点数:92点 )

「うわっ、これ面白ぇ〜!」がプレイ開始1時間後のパクパクの率直な感想。 最近は漫画やアニメでもコアな「オタクネタ」を扱ったものが多いけど、この「らくえん」もその1つ。主人公が生粋なオタク人間で、大学進学を控えた浪人生だというのに、受験勉強そっちの気で「ムーナス」という小さいエロゲー会社の原画家として抜擢され、生まれて初めてエロゲー作りに奔走するお話。

エロゲーはさすがに作ったことないけど、コンシューマ制作に携わっているパクパクにとってはゲーム制作における過酷すぎる苦労話が骨身に染みてよ〜く知ってるだけに、最初から非常に親近感が沸く作品でした。 もうね、会社の状況の描写が笑えるぐらいとてもリアルでリアルで(笑)
game_rakuen1_1.jpg
あと、エロゲーならではの過酷すぎるスケジュールや、制作管理がほとんどない同人のようなテキトーさ、またコミケなんかと合わせたアピール方法やエロ声に関する声優話なんかは、コンシューマ畑の人間ではわからないことだらけだったんでかなり興味がそそられたというか、勉強になったというか(笑)

とにかく、エロゲー制作を舞台にしているだけあって、制作現場の裏話やスタッフの苦労をコミカルに紹介しているこのゲームは、エロゲーやる人なら老若男女問わずぜひやっておくべき教科書的作品なんじゃないかなぁ〜と勝手に推薦しておきます(笑) いや、ホント予想を超えて面白いから。

さて、とりあえず、シナリオのネタバレしない程度にゲームやっててパクパクが気になった点をいくつか。
まず、このゲームの特徴としてはパッケージからしてそうなんだけど、絵のタッチがすごい特徴があるなぁ〜とやる前から思ってた。 流行りのタッチとは逆行してるようなコテコテな昔っぽいアニメ絵で一般的には敬遠されがちな絵なんじゃないかと思う。 やり始めると全く気にはならないけど、これがお店で他の作品と一緒に並んでいると、かなりスルーされそうな感じがしないでもない。 ・・・そういう意味ではちょっと勿体ないかもなぁとも思う。

またゲーム中のCGの塗りもかなりベタ塗りっぽい感じ。この感じだったらアニメでバリバリ動くことを期待してしまうんだけど、そういうのは一切ありませんでした。 だけど、メッセージの横の顔の表情や、立ち絵でのパターンがディフォルメ調の絵を含め、とにかく豊富なのと、声優さんの声のテンポがいいから、終始アニメを見ているような感じでプレイできたのはかなりグーーッドなポイントだと思う。
game_rakuen1_2.jpg
また、シーン間の幕間で入る「らくえん」という文字だけが書かれた画面が、ゲーム中のテンポの良さを更に引き立てる役割をしていてバツグンに良い演出だと思った。これはゲームやらないとわからないんだけど、開発者のセンスの良さが特徴的によく出てる箇所の1つ。 この他にも、ゲーム中の随所に「うわっ、この演出方法上手いなぁ〜」と感心させられる場面がいくつもあった。 こういった「ユーザーを楽しませたり」「感動させたり」する演出のツボをよく知り尽くしているのはある種、個人の天性の才能のようなものだと思うので、エロゲーやコンシューマの枠を超えていいモノ持ってるなぁ〜と羨ましく思った。(ま、こんなことを考えながらゲームしてるのはスーパー凡人なパクパクぐらいかもしれませんが。)

シナリオに関しては、これがまたテキストの1つ1つの展開の仕方が上手いんだよねぇ。他のゲームのようなSFっぽい不思議設定ではなく、リアルに近い話なので、世界観にすーーーっと無理なく入り込めるのが良い。またキャラクター同士の会話のやりとりのテンポがよく、嫌味のあるようなキャラクターはいないから(クセのあるキャラはたくさんいますが(笑))会話が気持ちよいぐらいサクサク進められて、気付いたらあっという間にクリアしていた感じ。 サウンドも他のエロゲーではあまり聞かないような独特なSEとBGMがいくつかあって、妙にゲームにマッチしていた印象がある。
game_rakuen1_3.jpg
この後、いつもの評価であれば、ゲームのマイナスポイントを辛口に書いていくんですが、ぶっちゃけ「らくえん」に関してはあんまりマイナスポイントっていう程、致命的な部分は無いかなぁ。 それでも89点という点数は、システムが古臭いのと、絵のタッチが万人受けしないのと、ヒロイン以外の声が入ってないことが気になったんでちょっと引いただけ、総じて不満はほとんどなし。


では、ネタバレのシナリオ感想はいつものように別ページに分けて明日アップします。


posted by pakupaku(パクパク) at 10:17| Comment(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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