2006年08月23日

パクパクとゲーム「ファイナルファンタジーXII」

PS2用のゲーム「ファイナルファンタジーXII」をプレイしました。
ファイナルファンタジーXII(特典無し)
メーカー:スクウェア・エニックス
「ファイナルファンタジーXII」

機種  :PS2
発売日 :2006/03/16
定価  :8990円(税込み)
ジャンル:RPG
開発  :スクウェア・エニックス
公式ページ:
http://www.ff12.com/

総合評価点数:85点

既にクリアから1ヶ月近く経過しているので、忘れないうちにそろそろプレイ感想でも書きます。
パクパクは諸事情により発売当日には購入しなかったものの、今回の「FF12」には発売前からもの凄く期待していました。スクウェアの戦略発表会にてFF10と同時期にFF12の制作発表があり、いよいよ松野さんが本格的に始動する! しかもスクウェアの看板RPG「FFシリーズ」と「松野ワールド」のコラボレーションによりどんだけ凄い作品が生まれてしまうのだろう・・・と期待を遥かに超えた名作ゲーム誕生の予感にいちゲームユーザーとして心奮わせていました。

その後、FFシリーズがPS2というハードの性能をフルに生かした素晴らしい作品「FF10」が発売され、やっぱりFFシリーズは面白いなぁと実感し、益々高まる「FF12」への期待。松野さんなら「FF10」以上の作品をきっと生み出してくれるハズ・・・と想い焦がれて・・・気付いたら数年が経過してました。 な、長い・・・。 そして記憶から忘れそうになっていた頃に、ようやく戦闘画面や、主要キャラクターのモデルが掲載され、再び高まる松野作品への熱い想い! しかし、そんな再び燃えかけた炎を掻き消すかのように突然発表された「FF12の延期」と「松野さんの降板」。
「えっ!?」と面食らったゲームユーザーはパクパクを含め日本中にどれだけいたことか。

表向きは「病気による降板」となっていたが、その後、執行役員としても名前が消され、ゲームの表舞台から一切の姿を消してしまいました。 実際のところスクウェアにはもう在籍していないって噂も本当かもしれないですねぇ。 しかし、どういう事情があったにしろ松野さんには最後までFF12に携わり「松野作品」として完成させて欲しかった。
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そして交代でプロデューサーとなったのがサガシリーズでお馴染みの河津さん。まぁ、この人の手掛ける最近のゲームはクソゲーばかりだし、お世辞にも才能のあるクリエイターさんとは言えないが、決められた期間内にそこそこのゲームを仕上げるという意味では安心して任せられる人だと思うので、松野さんの遺作とも言うべき「FF12」がどのぐらい可能性を秘めた作品だったのかを自らの目で検証するために、発売日を心待ちにしていました。

そして、いよいよ発売日。しかしユーザーの評価は真っ二つに割れ掲示板などでも「これは凄い!」派と「全く面白くない」派で意見をぶつけ合っていました。こりゃ、違う意味でも楽しみになってきたなぁと思いつつ、自分でも早くプレイしたくてウズウズしていました。 そしてある程度時間に余裕のある時期を見計らって早速プレイ開始。 さぁ、FFシリーズの最新作としてどれだけ凄い映像と体験を味あわせてくれるのか・・・ドキドキ・・・。

そんな感じで半ば興奮気味でプレイし始め、トータル50時間程かけて先日クリアし終えました。ふぅ〜感無量・・・。(ちなみに先日と言っても1ヶ月以上前の話ですが。)
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で、パクパクの率直なプレイ感想としては、評価点数でもわかる通り普通に面白かった! 確かにストーリー重視だった前作「FF10」と比べると、ストーリー性は薄くなり、先を見たくなるというものでもなく平凡な感じだし、主人公「ヴァン」の存在理由が希薄という意見もよくわかるような「何を誰の視点で見せたかったのか?」がよくわからないような終始そんな展開が続く作品でした。 でもゲームとしてトータル的に考えると、途中のイベントシーンでは盛り上がれるところも何度かあり、RPGで一番重要な戦闘は画期的でよく出来てるし、成長システムも斬新で、充分面白い作品でした。
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ただパクパクが期待を寄せていた肝心の「松野節」も中盤ぐらいまでは会話の節々でそれっぽい描写が垣間見られるものの、ストーリー後半から訳分からない方向へと次第にシフトしていった感じで「松野」さんの良さがほとんど見られなかったのが残念。 恐らく、松野さん自身も途中でこのままだといけないってことに気付いたと思うんだけど、ここまで進んでしまっていては後戻りなんて出来るハズもなく、ぐだぐだ修正案を考えているウチに会社の方から解任されてしまって、これ以上手を加えることも出来ず、後半以降は交代した「河津」さんが無理やりそれっぽいENDにまとめ上げた結果、ストーリー的には何を伝えたいのかさっぱりわからない駄作で終わってしまった感じ。
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だいたい世界観も意味不明で、空中に浮かぶいくつもの巨大戦艦や、戦闘機による空中の銃撃戦を繰り広げるような近代文明のような世界において、何で地上では動きづらそうな鎧を着て剣や弓なんかでペチペチ戦闘しているのかさっぱり理解できません。 機械兵器を出しすぎてファンタジー世界が崩壊しかけてる印象。 敵のボスがガトリング式の機関銃を乱射してるのに、主人公達はそんな敵を前にしても剣で立ち向かっていくんだから恐れ入る。
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しかし何といってもやはりスクウェアの看板タイトルだけあって、映像だけは他のメーカーではとても真似できないほど「とてつもなく凄い!」ムービーは勿論のこと、今回はリアルタイムのレンダリングシーンでも、今までの常識を覆すリアルなキャラクターの造詣。これ「PS3」の画面です。と言われても信じてしまいそうなぐらいモデリングが素晴らしく良く出来ている。 正直「PS2」でここまでの作品が作れるのか・・・とゲームを忘れて画面に見入ってしまうのも1度や2度ではなかった。

そういった「現時点で最高の映像を見せてくれる作品」としてもプレイする価値は充分にある作品。まぁ確かにストーリー以外でも不満点「何でこんなシステムにしたの?」「無駄に広いマップばかりが続く」「金稼ぐのたるい・・・。」「全キャラクターに特徴がない」「FFでウリだったハズの召喚獣がヘボいよ」「うわっ、この最終ボス笑える(笑)」っていうツッコミどころ満載な作品で、人によっては「全然つまんない」と感じる人がいるのもよくわかるが、名作と呼べないまでも良作であることには間違いなし。
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あと最後に戦闘システムについても書きますが、まずフィールド画面と戦闘画面の切り替えをなくした新戦闘システムADB(アクティブ・ディメンション・バトル)は確かに面白い。遠くに見える巨大モンスターに怯えたり、運に左右されない敵から逃げる臨場感や、同属の敵が仲間のピンチを見て一斉に襲い掛かってくる様はこれまでのオフラインゲームでは味わったことのない感覚。 しかも戦闘ごとにロードも無いから快適快適。 それともう1つの特徴でもあるパーティメンバーに指示を出すシステム「ガンビット」は、今後のRPGの流れを変えてもおかしくない程優れたシステム。プログラムを組むかのように事細かく的確な指示が仲間のNPCに出せるのは、ドラクエの「がんがんいこうぜ!」等の命令システムを初めて目にしたときの衝撃と似た感覚。 とにかくFF12では戦闘が今までにない程、斬新で楽しめたなぁという印象が強い。
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という訳でいろいろと話題が尽きない「FF12」ですが、出荷本数が200万本を軽く突破したそうで最近ではSCEの「PlayStation Awards 2006」でも表彰されていたのが記憶に新しい。 Amazonでも60%オフ(安すぎ(笑)の3500円で新品が買えますので、プレイしてない人は年末の次世代機が出る前にとりあえずやってみるべき作品だと思いますよ。


posted by pakupaku(パクパク) at 04:55| Comment(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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