2006年03月22日

パクパクとゲーム「グランディア3」

PS2用のゲーム「グランディア3」を遊んでみました。
grandia.jpg 
「グランディア3」

機種  :PS2
発売日 :2005/08/04
定価  :7980円(税込み)
ジャンル:RPG
開発  :GAME ARTS(ゲームアーツ)
販売  :スクウェア・エニックス
プレイ時間:30時間(クリア済)

公式ページ:
http://www.square-enix.co.jp/grandia3/

総合評価点数:68点

この「パクパクスタイル」ブログのゲームレビューではパクパクが遊んでみて100点満点での評価が80点以上の良作しか詳細なレビューは書かないんですが、今回のグランディア3は残念ながら届きませんでした。 でも評価すべき点は多いので今回は特例であえてレビューしていきます。

一番初めにパクパクがグランディア3を知ったきっかけはサイト上にアップされていたデモムービーを見てからで、ディフォルメキャラと背景の詳細にモデリングされた感じがとても綺麗で戦闘シーンも派手な技が乱れ飛び、「こりゃ面白そう!」と発売日に即買してはいたんですが、RPGっていうとある程度まとまった時間がとれないと「やるぞっ!」っていう気にはならずに今年初めまではいわゆる「積みゲー」状態のまま放置してました。
grandia4.jpg

ただPS2の評価サイト「Mk2」でグランディア3をチェックしてみると
http://kyoichi.mods.jp/ps2/soft_05/rpg/grandia3.html
かなり酷い評価されていたので、またビジュアル先行のゲームかなぁ・・・と少々気にはなっていましたが、今回まとまった時間が取れたのでようやく遊んでみることに。

肝心のストーリー内容は
空を自由に飛ぶことを夢見る少年「ユウキ」が、伝説の飛行王「シュミット」に憧れて仲間と共に自作の飛行機を作っては失敗を繰り返し、それでも諦めずに大空を高く飛ぶ飛行機作成に情熱を燃やしています。 そんな飛行の実験を繰り返す最中、森で兵に追われている1人の少女「アルフィナ」を発見し、急いで彼女の元にかけつけ兵を追い払い救出します。

話を聞くと、どうやら彼女は世界を守る「聖獣」と唯一会話ができる存在の「神人(コミュート)」であり、アークリフと呼ばれる聖獣が住む神殿を目指しているという話を聞き、彼女を守ると約束して一緒に冒険に旅立つ。

という冒頭のストーリー内容。

RPGの基本は興味惹かれるストーリーがモチベーションを持続させ、面白くバランスの取れた戦闘システムがゲームの根幹を成していると思うのですが、ぶっちゃけ、この「グランディア3」では戦闘は結構面白いものの、ストーリーがダメダメで「先の展開を見たい!」という気にはあまりなりません。

設定的には各地にいる「聖獣」を巡ってヒロインが旅をし、主人公の少年が彼女を守りながら仲間と力を合わせ、その聖獣の力を借りて邪悪なる存在を打ち倒そうとするっていう姿がパクパクにはFF10の召喚士「ユウナ」のストーリーとかぶって見えてしまったのですが、

シナリオライターさんが安易に名作をマネてみたものの自分の力量が足りずに、結局訳のわからないまとまりのないシナリオになってしまった・・・・という感じです。 キャラクターの行動がチグハグだし、そもそも悪役の「エメリウス」の行動と心情が訳わからなすぎ。 何やりたかったんですか、あいつは??? あと、ヒロインの「アルフィナ」や聖獣達の言動なんかも意味不明だったしなぁ。感情移入という言葉がここまで皆無なのも珍しい。

パソゲーをやるようになってからというもの、コンシューマとパソゲーでは圧倒的にパソゲーの方が「興味深く読ませるシナリオ」と「シナリオを引き立たせる演出」が優れていることに気付かされますが、このゲームも、メインストーリーが陳腐なせいで他の良い部分が全て台無しになっている印象を強く受けました。これって完全に素人レベルのシナリオなんですけれど・・・。


戦闘システムは、ターン制ではなく相手の行動を予測してキャンセル攻撃や仲間とコンビネーション攻撃ができる面白いシステム。魔法や必殺技なども派手で見た目にも飽きません。
grandia3.jpg
ただ、序盤から魔法の威力が強すぎて後半はとくに魔法一辺倒になってしまうのと、ターン制ではないために雑魚やボスがこちらが1ターンの行動する間に連続で3〜4回攻撃をすることがあるため、戦術ではなく運に左右される戦闘が後半には続いてしまい、興醒めしてしまうこともしばしば。 ただ、まぁ、ここらへんの戦闘システムに関しては他のRPGの単調な戦闘システムに比べるとよっぽど工夫されて、良く出来ていると思います。

他にもマップ上でアイテムやミニイベントがある場所を示す「Gサーチ」と呼ばれる周辺探査システムや、無駄に経験値やお金を稼ぐ必要がない中ボスとのバランスやストレスの貯まらないエンカウント率、セーブポイント配置場所の適切さ、アイテムのバランスの良さ等、良い面も多数あって、クリアを作業と感じることは無かったです。(ドラクエ8とかは作業すぎて10時間ぐらいで苦痛を感じて投げ出した。)

また、特筆すべきは最初に惹かれた部分でもある綺麗な背景のモデリングで勿体ないほどの作り込み具合に感服しました。キャラのモデリングや動きも悪くないし(キャラセンスはダサイけど。)見た目に関しては充分すぎるほどの出来だけに、やっぱりストーリーのダメさ具合が悔やまれます。
grandia5.jpg
それと、一部のみ声が入ってたりするんですが声のチープさにもかなり笑わせてもらった(笑) 通常のキャラクター達は素人レベルでも、まぁ、気にならないけど、聖獣とかってのは静かな口調にも威厳のある喋りでなかったらダメだと思うのに、普通に下手な声優さんが軽い感じで声をあてていたので、完全に雰囲気ぶち壊しでした。 見た目と声のギャップがここまで違うとホントに笑えます。 録音担当のスタッフがこれでOK出してしまうのだからある意味すごいなぁ。

まぁ、ゲームアーツって昔から技術屋なイメージがあるので今回もプログラマやデザイナーはとても頑張って良いものを作った感じがあります。 これにシナリオライターや企画スタッフさえ優秀な人が揃っていれば名作に成り得ただけに勿体ない。とりあえず結論として、パクパクは今後このメーカーのゲームを先走って買うことは控えたいと思います。


posted by pakupaku(パクパク) at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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