2006年05月22日

パクパクと映画「血と骨」

映画「血と骨」を観ました。
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今作品のパクパク的な評価は・・・・・
★★★☆☆(最高で★5個)
映像的にはもっと高い評価をしても良い作品だけど、心情的には3つで抑えておきたい。

この映画は朝鮮人である「金俊平」という男が戦前の日本に渡り、大阪という地で家族を返り見ないで己の欲望のまま周囲の人間を暴力でねじ伏せて、金と色欲にまみれながら生きたことを物語る強烈な作品。「金俊平」を演じているのはパッケージにもなっている「ビートたけし」ですが、ここまで内面から滲み出る凶暴性を演じれる役者ってほとんどいないので、たけしさんが出演しなかったら成り立たないような映画だと思いました。

とにかく最初から最後まで過激な暴力の描写がもの凄くて、殴る蹴るはもちろんのこと、顔に焼けた石を押し当てたり、階段から突き落としたり、女性にも平気で殴り、襲うシーンが多くて見ていてとても痛々しい。生々しい性描写も多くて家族みんなで見るようなアットホームな洋画とは完全に真逆の作品なので、今後TV放映とかはまず無いだろうなぁ、これは。 また彼を取り巻く家族や知り合いらが悲惨な末路を辿るのを見せられると、かなりゲンナリする。彼と関わって何一つ良いことはなく、家族が崩壊していったり、愛人が壊れていったりする救いようのない様を見るとこれが実在した人物を原作に持つ作品だと知り恐怖すら感じた。

ビートたけしの妙な大阪弁が混じった台詞は気になるものの、迫真の演技は見るものを圧倒するし鈴木京香や、中村優子といった女優さんらの濡れ場のシーンでの演技も見事でまさにプロの役者によって作り上げられた映像とストーリーの描写は痛々しいながらもつい魅入ってしまう素晴らしいものでした。

タイトルの由来は「血は母から受け継ぎ、骨は父から受け継ぐ」ということで、家族の繋がりをテーマにした作品らしいですが、やさしさや愛情といったものではなく、目を伏せて逃れようとしても決して逃れることのできない負の血統、血の連鎖といったことを打ち出している作品なので、合わない人は全く合わないと思います。(そもそも非人道的でゲスな男を題材にした作品なので。)完全に人を選ぶ作品ということで今回は3つ星評価。 パクパクはこの作品を見て朝鮮人と日本人の国民性の違いを強く感じました、領土は近いけど全く別の民族なんだなぁと。


posted by pakupaku(パクパク) at 12:49| Comment(0) | 映画「う〜ん、普通かな」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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