2006年05月26日

パクパクとゲーム「PRINCESS WALTZ プリンセスワルツ」(中編−ネタバレ満載)

プレイ感想 中編はゲームのネタバレが殆どになると思うので、未プレイの方はここから先は読まないでください。


さて、前回(昨日)はずいぶんとベタ褒めしたので、ここからは欠点をズラズラと(笑)
前に「LOST CHILD」をプレイしたときも面倒な戦闘シーンにうんざりっていうことを言及して書きましたけど、この「プリンセスワルツ」でも戦闘システムにカードバトルが組み込まれていて、その出来が非常に微妙でした。敵と自分とでカードを出し合ってその数値で戦闘をして、エフェクトやボイスを織り交ぜながら戦いを演出し、経験値を稼いで強くなる〜・・・って感じのものを作ろうとしたんでしょうけど、ぶっちゃけ面白くありません。
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そもそもストーリーとカードの戦闘が直結してないし(カードで圧倒的に勝っても、ストーリー上で負けるとか)敵と自分のカードバランスもインチキ臭くてどうも盛り上がれない。また戦闘によって経験値を稼ぐといっても、ストーリー上でイベント的な戦闘しか行えないために、自由にレベル上げとかできないので、ストーリーを追うごとにパラメーターは勝手に上がって強くなっていっているので、プレイヤーが成長させた・・・っていう感じが全くしない。

どれだけ時間をかけてこのカードシステムを組み込んだのか知りませんが、こんなに中途半端で面白くないものだったら無い方が良かったんじゃないの?? 唯一、救いなのは「EASYモード」っていうのを選べばほぼ無敵に近い感じで圧倒できるので時間短縮できて爽快なんだけど、どうせだったら戦闘スキップの方が良かったかもねぇ。

次に、このゲームって選択肢がほとんど存在しない究極な1本道ゲーム。パクパクは前のレビューでも書いたけど選択肢だらけの複雑な分岐ゲームは否定的なんですが、ここまで1本道すぎるのもちょっと問題アリだと思う。そもそも主人公の「深森新」の考えや行動をこちらで選べないから、決定的な場面でタダ見てるだけ〜の展開ばかりでかなり萎える。「新」はおバカなお子様すぎるので、もうちょっと賢い行動を取らせてあげたかったなぁ。
また、プリンセス達が戦いを繰り広げるので、結構な数のヒロインはいるんだけど分岐のない1本道なので、少々浮気は出来るものの最終ヒロインは何度やっても同じ・・・・ガガ〜〜ン。 メインヒロインの扱いは別格でいいから、「新」にサブヒロインにもアタックさせてエンドを迎えさせてよ〜と強く思った。
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あと、後半になるにつれて敵がどんどんチープになっていくのには笑ったなぁ。合体ロボじゃないんだから、あんなデザインはやめてー(笑)それに、何、剣とか盾とか持った頭壊れた石像のようなあの最終ボスは。スタッフも終盤にきて疲れちゃったのかなぁ・・・・。あんなのと必死に戦っている姫様たちが不憫でならない。(笑)
そんなこんなで結構気になる点が多い内容だったので、本来ならもっと高得点を取れる作品にも関わらず、86点止まりになっています。こうしてみるとホントパソゲーって勿体ないなぁ〜という作品が多い。練ってる時間の余裕がないのかなぁ。

さて、ここからシナリオ感想でも。
巷では散々酷評されているシナリオ展開ですが、パクパクとしては終盤を含めてさほど悪くなかった感じがするというか、むしろ良かった方かな。 だいたい姫様って6人しかいないので、ガチンコバトルをするだけでは1人が2回ぐらい戦うだけでもうNO.1になってしまう訳だし、姫様達が戦い合うだけでは主人公の新が各ヒロインに好意を寄せる展開には成りえないので、途中で目標をぐいっと曲げてみんなが倒すべき諸悪の根源と呼べる存在を別に用意し、敵対していた姫様全員が一致団結し、新とクリスを王子様として中心に据えて強大すぎる敵と戦っていくっていうのは見事な流れだと思った。

またクリスが敵の手に落ちたことで新と他の姫とが融合できて戦えるってのも良い意味で興奮できた。(ただ融合した後の強さというのがあんまり描かれていないのは残念だけど。これじゃ誰と融合しても一緒だ・・。)特に融合することで、エロエロな展開に持っていくのに不都合がない設定は結構良かったんじゃないかと。 敵を倒すためという大義名分があるので、新&姫様両方ともにノリノリでエッチできていたし。 パクパクがこれまでのゲームで違和感を感じていた、18禁パソゲーの宿命とも言えるべき不必要な突然のエロ展開も、こういうストーリー設定上の必然性があると妙に納得して楽しめました。
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ラストは、主人公なのに戦わずに終わってしまう訳ですが、クリスを助けるための設定としては自分を犠牲にして助け出そうとするっていう安易な流れは誰もが予想できるので、もうちょっと違う展開で救い出して欲しかったなぁ。本当の意味でクラウンを授かるべき存在なのは、エルディンなのか新なのかということで王としての証明を示す戦いを描いて欲しかった。

ちなみに最後の最後で6国の姫の力を集約してエルディアークで敵を粉砕するってのは王道だけどアリです。最後はやっぱり「みんなの力をオラに分けてくれ!」が少年漫画っぽくて最も安心する流れだよねぇ〜。
そういや、エイプリルの存在はいらなかったなぁ。ピジョンとクロウだけでも最後まで成り立ってたんじゃない?パクパクにはちょっと必要のないウザキャラに思えたんだけど。

次に各ヒロイン達の感想ですが、長くなりそうなので、今回はここまで。
続きは別ページ(明日)に書きます。


posted by pakupaku(パクパク) at 07:53| Comment(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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