2006年06月02日

パクパクとゲーム「らくえん」(中編−ネタバレ満載)

プレイ感想 中編はゲームのネタバレが殆どになると思うので、未プレイの方はここから先は読まないでください。

シナリオに関しては、主人公の「僕」がだらしなくて生粋のオタクだけど、飛びっきり性格が良くて面白いヤツだったので、彼自身の言動や行動に共感と好感を持てたし、彼の視点で映るムチャクチャな状況もとても楽しみながらプレイできた。彼のようなキャラだったらヒロインらに好意を持たれるのもなんだかわかる気がするなぁ〜と妙に納得してしまった。
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またこの作品の場合、オタクやエロゲー制作といったシリアスとは無縁のギャグコメディっぽい話がほとんどなんだけど、個々のヒロインルートを進めて行くと、終盤になるにつれかなり「じ〜ん」と心に染みるフレーズや、しみじみと泣ける展開が待ってたりするのが高評価に繋がっているポイントの1つ。 シリアスな設定でシリアスな台詞を言われるよりも、バカバカしい話の最中に突然シリアスなことを言われる方が、ギャップも相まってグッときました。

さて、ここからはいつものように各ヒロインのストーリー&キャラクターの印象度をランキング形式で書いていきます。

1位:杏(ナマイキじゃない方の妹)
1位:亜季(ナマイキな方の妹)
3位:美柴可憐
4位:御守みか
5位:千倉紗絵


1位は双子の妹が両方ともぶっちぎりで首位。(「パティシエなにゃんこ」でも妹の茉理に惹かれたし、気付いてないだけでパクパクには妹属性があるのかもなぁ(笑)) とにかく、だらしなくてオタクな兄を支える健気な妹達は2人ともかわいかった。
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■「杏ルート」プレイ感想のポイント

その1「東京へ1人暮らしが決まり引越しに妹達が手伝いにきて、その帰り際のシーン」

杏「あーーーー・・・忘れ物」
僕「あいかわらず、ウッカリ野郎だなぁ・・」
杏「えへへ・・・はい、にーにーちゃん。引っ越し祝い」
 【(封筒に入った7万円を受け取る)】
僕「て。忘れ物って、これか?」
杏「無駄遣いしちゃダメだよ。ホントに困ったときのためにとっとくんだよ。」
僕「心遣いがありがたいけど・・・でも・・・」
杏「ありがたかったら、とっとくの。」
僕「でも、・・・・妹にお金貰う兄ってどうよ?」
杏「カッコつけてもしょうがないよ。兄妹だもん。それににー兄ちゃん、はじめてのひとりぐらいなんだから。なにがあるかわかんないでしょ?」

う〜ん、このやりとりで「北の国から」で純がトラックの兄ちゃんから泥のついた万札を渡された名シーンを連想してしまった(笑) 照れながらお金を手渡す妹と、情けないと思いながらも妹の思いやりに感謝して素直に受け取る兄とのやりとりがなんかいいんだよねぇ。この後、ギュッと抱き寄せて「ありがとう」という言葉に「うん」と静かに頷く妹とのやりとりはプレイしていて何だか癒された〜。


その2「追い詰められて自暴自棄になり、電車に飛び込む寸前を妹に抱き止められ、慰められた後の翌朝のシーン」
game_rakuen2_anko.jpg
杏「さ、どこに行こうか? 北でも、南でも、天国でも、地獄でも。どこだって楽園だよ。」
僕「・・・・楽園なんか、どこにでもあるよな。」
杏「ふたりいっしょなら。ね」
 (OK。コイツがいっしょなら、大丈夫だ。どこだって楽園みたいなもんだ。)
 (手を伸ばす。その手を受け取る。)
 (ぎゅっと握る。ぎゅっと握り返してくれる。)
 (彼女は自信を持って、僕を見る。あいかわらずな僕は、なんの自信もないけど、思う。大丈夫だって。)
僕「僕は・・・・堕落する」
僕「いまよりずっと。これからもずっと。堕ち続ける。それでもいいか?」
杏「何度も言ったよ。わたしはにー兄ちゃんといっしょだったら・・・・・堕落する準備はできてる。」
杏「最初っからできてるってば。」

パクパクが一番最初に「こりゃ、ダメ人間だなぁ〜」という選択肢をわざと選んで進めたら、杏ルートになったので「らくえん」の中でも一番思い出深いエピソード。全てが上手くいかなくなって、どうしようもなくなって、フラフラ〜と線路に飛び出そうとしたところを妹が発見し、後ろから抱き付いて止められる。 兄のダメなところを全て認めて許してくれて、笑って「全てがダメになっても私だけはずっと側にいてあげる。だから何にも心配しなくていいんだよ」っていう優しい言葉をかけられたら、妹とはいえ抱いちゃうわなぁ〜。エッチシーンも興奮するどころか、大きな愛に包まれたやさしい描写のテキストを読んで感動してたよパクパクは。
翌朝になって、いつもの自分を取り戻し「2人で堕落しようっか?」と笑い合いながら、嫌なことから逃げるんじゃなくて、また過酷な制作現場に向かう2人は応援してあげたくなりました。


と、長くなるので今回はここまで、続きは別ページ(明日)に分けて書きます。


posted by pakupaku(パクパク) at 06:44| Comment(0) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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