2006年06月18日

パクパクと映画「ネバーランド」

映画「ネバーランド」を観ました。
eiga_neverland.jpg 

今作品のパクパク的な評価は・・・・・
★★★★☆(最高で★5個)
心温まる珠玉の映画で、星4つの良作評価。

この物語はタイトルにある通り「ネバーランド」という夢のような世界を舞台にしたお話「ピーターパン」の作者である「ジェームズ・バリ」という劇作家が、世界的な名作「ピーターパン」を生み出すきっかけとなった、とある家族との交流を描いた作品です。 

物語の主役である劇作家のバリ役には「チャーリーとチョコレート工場」でも主役をしていたジョニー・デップがまたまた演じていますが、これがかなり良かった! とても難しい役どころなんだけど、表情の作り方や仕草がとても自然でドラマ臭さを全く感じさせない見事な演技でした。パクパクにとっては、ますますジョニーデップ好きが加速した良い作品でしたねぇ。

この作品の中でパクパクが特に評価したいポイントは、バリの目を通してみる日常の世界が常に「夢と創造」に満ちた不思議な世界に変わっている様子を作中で上手く表現しているところ。子供達と遊ぶシーンは西部劇や海賊船といった創造の世界と現実の世界を切れ目なく交互に見せたり、子供達がベッドで飛び跳ねて遊ぶシーンを、そのまま妖精ティンカーベルがピーターパン達に飛ぶ力を与えて窓から外の世界へと連れて行くシーンに見せたり、自分の部屋の扉を開けたら中は晴れ渡った外の世界へと繋がっているような描写があったりと、バリが思い描いている創造の世界を違和感なく現実とリンクさせて映像として見せているのがとても面白い。(ここらへんの表現方法は、映画「ビッグフィッシュ」とちょっと似てるなぁ〜と思った。)

ストーリー的なお気に入りの箇所は、本来こういう演劇はお金持ちで上流階級の大人達しか招かれないところに「ピーターパン」の大事な初舞台であえて席を設けてバリが孤児院の子供達を招待したところ。本当に実際こういうことをしたかどうかはわからないけど、興奮しながら前のめりになって劇を見て、純粋に笑っている子供達の様子を見るととても癒された。確かに大人は芸術作品の1つとして見てお金を投資してくれるけど、子供達こそ純粋に劇を楽しんでくれるお客さんだってことがバリにはわかっていたんだろうなぁ〜と。

子供の心をいつまでも大切にしている大人のバリと、子供だったハズなのにいつの間にかしっかりと大人へと成長して祖母の間違った意見に反論したり、母親を敬おうとする長男のジョージ、父親を無くし夢を見ることを忘れてしまって早く大人になろうとする三男のピーター。バリや子供達の成長の様子を見ていると訳もわからず自然と涙が出てくるそんな素敵な映画でした。

ちなみに、こういう劇作家という職業は普段聞き慣れないので「ピーターパン」という物語が舞台で披露する劇から生まれたとこの映画を見て初めて知りました。 だからミュージカルなんかでもよく上演されているのか・・・と妙に納得。この映画を見てると舞台でワイヤーアクションを駆使して演じられる舞台を目の前で見てみたくなりました。


posted by pakupaku(パクパク) at 06:36| Comment(0) | 映画「これは、お勧め!」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。