2006年08月15日

パクパクとゲーム「姫さま凛々しく!」(後編−ネタバレ満載)

プレイ感想 後編はゲームのネタバレが殆どになると思うので、未プレイの方はここから先は読まないでください。


■パクパク印象度 第5位 ルナリーディ国の姫「マナフィーゼ」
プレイする前にこのヒロインを見たときは、鋭い目つきで1人だけ幼い容姿だったのでツンデレ系の妹?なんて予想していたら、なんと主人公の姉でとても面倒見の良い性格のお姉さんキャラだったのには、予想外すぎて驚いた。 ただ、このギャップに関しては面白いと思ったものの、ヒロインとしての魅力には今一歩欠けてる存在だったかも。
game_hime09.jpg
普通にプレイしてみても「姉と弟」という2人の関係が「恋人」へ発展するほどのシーンやエピソードも特に無かったので 突然主人公がマナフィーゼへの愛に目覚めて告白する描写には、プレイヤーとしてちょっとついていけず、置き去りにされたまま主人公だけが突っ走っていった感じ。 告白後も王族としての世間体や、一般的な思考として実の姉と関係を持ち結婚するというストーリーには、背徳感という意味ではちょっとドキドキするものの、純粋にヒロインの魅力としてドキドキできないので終始盛り上がれずに、食傷気味のままハッピーエンドを迎えた印象。 鼻血を出すヒロインは初めてだったので、そこはインパクトありましたが。



■パクパク印象度 第4位 アスバ国の姫「みさら」
いがみ合う隣国のお姫様で主人公にとっては幼なじみの存在。 主人公が過去の記憶を無くしていることで、何かとケンカ越しに突っかかってくるが、テレアミリの能力によって過去に「みさら」と交わした約束を思い出した後は一転してラブラブな態度に変わる、まさに「キング・オブ・ツンデレ」。 ただ「幼なじみ」「主人公は過去の記憶がない」という2点で当初から展開が予想できてしまっていたので、もうちょっとストーリーにヒネリが欲しかったところ。 また、豪剣を振るうみさらの兄「ざんじ」と主人公が対決する場面では、戦闘描写が足らなさすぎて、サッパリ情景が思い浮かばないまま、何故か主人公が勝利していて唖然。「えっ!? これで終わり?」と思わず口に出てしまうほど。戦闘前のフリが長かっただけに肩透かしを喰らったようで納得がいかないなぁ。
game_hime10.jpg
また、みさらの帯剣している鞘は「ギザナキ」という思考を持った存在で、剣を抜くと酔っ払ってしまう性質があるんだけど、この設定って必要だったんだろうか? ヒロインとしての特徴を出すための一工夫と言われればそうなのかもしれないけど、別にそれが魅力に繋がっていないなら余計な描写はいらない気がするんだけど。

終盤にいがみ合う両国の過去の関係を断ち切るため「血鳴」のチカラを使い、突きの構えをとるみさらの姿はカッコよく、主人公がサポートして技を決めるシーンはなかなか良かった。また、ストーリー的にはルナリーディ国王となったテュロウとアスバ国の姫であるみさらが結ばれるのは、この世界にとっては一番のハッピーエンドな気がするので理想的なカップルだと思うし、いつもは強気なみさらが「みさらはルナリーディ王妃となろう。そして・・・そなたの子を・・・生ませて欲しい・・・」と告げるシーンにはちょっとドキっとした。



■パクパク印象度 第3位 グルミウの「シャーファ」
攻略ヒロインではないサブキャラの割には、なかなか魅力的なグルミウ娘のシャーファ。 肌が褐色でショートヘア、目はクリっとしていて「ボクは・・・」なんて少年口調で喋ったりすると、パクパクはイチコロですよ(笑) あぁ、もうコイツ可愛いなぁ!
game_hime11.jpg
後半は敵の手下として主人公達の前に立ちはだかるので、「テュロウ」の愛のチカラで目覚めさせる → そのままハッピーエンド直行コースがあれば最高だったのに・・・。哀しいかな、エロシーンも少なく、個別エンドも無い扱いでした。むぅ、残念。



■パクパク印象度 第2位 グルミウの姫「シャンレナ」
パクパクは予約して新品を購入した訳だけどシャンレナのためだけに実売6000円は惜しくないと断言できるっ! 極端な話「姫凛々」の成分はシャンレナでほぼ構成されていると言っても過言ではないっ! これまで数多くのゲームを遊んできて、その数の分だけ多くのキャラクター達を見てきたが、ここまで破壊力のある可愛いキャラってのは滅多にお目にかかれないってぐらい、可愛い。とにかく可愛い。 もうこの可愛いさはパクパクの稚拙な言葉では表現できないぐらい可愛いので、獣耳好きは今すぐにでも買わないと人生の何割かは損するかも。

ただ残念なことにシャンレナの声は「まきいづみ」さんなんだよねぇ。この声優さんは嫌いじゃないんだけど、多くの作品に出過ぎだし、声に特徴のある声優さんだけに、パクパクの中では「まきいづみ」=「永久」(作品:てのひらを、たいように)なので、それ以外のキャラを演じても、「永久」の姿がチラチラ思い浮かんでしまうのが痛い。 スカーレットのようにキャラに合わない役を演じているよりは、今回のシャンレナ役はまさにピッタリと合う役どころなんだけど、出来れば違う声優さんに演じて欲しかったかなぁ。
game_hime12.jpg
初回は本能の赴くままに選択肢を選んでいったら「シャンレナ」ルートに突入。
悪夢を見続ける「グルミウ」の設定や、平和な世界で唯一虐げられる存在の「グルミウ」は、健気に頑張るシャンレナの可愛さを更に引き立たせる要因になっていて、「テュロウ」の言葉どおりに「コイツは守ってあげねば」という気にさせる。 テュロウも惚れた女には一生懸命に尽くすタイプなので、掛ける言葉の1つ1つが力強く優しい、シャンレナを含め、グルミウという種族全てを救おうとする主人公の姿はなかなかにカッコイイ。やはりプレイヤーを投影する主人公とはこうあるべき。

告白後はエンドまでエッチシーンが満載な訳ですが、正直な話、無垢な「シャンレナ」とエッチしまくる展開にパクパクもドッキドキ(笑)ここまでやってしまっていいんですかっ! と抗議したくなるぐらい(ウソ)激しいエッチシーンがあって、これはエロゲーなんだなぁ・・・としみじみと実感してしまった。 そしてシュライハルとの最終決戦の場、テュロウとシャンレナがお互いを愛する気持ちをシャンレナの「血鳴」に乗せて愛を広め世界を救うってのはシナリオ展開としては上手いなぁ。
シャンレナが「血鳴」のチカラで最後に願った「みんな・・・グルミウも・・違う世界の人も・・・どんな世界の人達も・・幸せになりますように・・」という言葉は印象に深く残りました。



■パクパク印象度 第1位 現代からやってきた娘「最美 千名希」
ぶっちぎりの可愛さを誇る「シャンレナ」を抑えての1位は現代からやってきた元気娘の「千名希」。シャンレナの可愛さはビジュアル面がほとんどだけど、「千名希」はビジュアル含め、言動や台詞、ボイスと全てが魅力的で好印象。 またメインシナリオに繋がるヒロインだけあって、シナリオルートとしての評価もプラスされているので印象度は文句なしにNO.1。 まさに王道のヒロインに相応しいキャラクターでした。

そんな魅力的な「千名希」のボイスは「須本 綾奈」さんという方で、ざっと過去の出演作品を調べた限りではパクパクは初めて聴く声優さんかも。 「千名希」は何に対しても前向きで積極的な明るいキャラクターだけど、1人異世界に来てホームシックになり寂しい気持ちが溢れ、時には泣いたり、笑ったり、怒ったりといろいろな表情を見せてくれる感情豊かなキャラクター。そんな難しい役どころの「千名希」を「須本 綾奈」さんが声の演技で見事に表現していて、キャラゲーにおける声優さんのチカラの偉大さをよく実感できました。
game_hime13.jpg
2人っきりの体育用具室で「テュロウ」が告白するシーンでは、いつもはチャランポランな性格の主人公が初めて「恋」というものを知り、どぎまぎしながら告白する。そして、何の気無しに告白を聞いた「千名希」もまさか自分が一国の王子であるテュロウから告白されると思っていないので、告白された瞬間、赤面しながらオロオロする様子もこれまた可愛い。傍から見ていて応援したくなってくる初々しい2人の様子は何かいいなぁ。 そして告白後、現代へと帰る方法を探る千名希に対して「それでも・・・千名希の一番幸せな道なら・・・俺はそれを手伝おう。」と、本当は離れたくない彼女に対して、自分のことよりも彼女の幸せを優先しようとするテュロウはキザだけどカッコイイ。

そんなテュロウの真剣な姿を見て「千名希」の台詞がまたグッと来るんだよねぇ。
「愛されるのが・・・こんな気持ちいいと思わなかった・・・」
「それに・・・君は別世界の人間で、しかも王子様。 恋なんかしていい訳がない・・って判ってる。」
「でも・・・でも・・・そんな気にさせられちゃったんだもん・・・しょうがないんだもん・・・」
「帰りたくなくなっちゃうくらい・・・私を・・夢中にさせてよ」
くはぁー、こんな台詞を間近で囁かれたら、テュロウもメロメロになるわ、そりゃ。

千名希ルートでもシュライハルとの最終決戦があるんだけど、黒いドレスに身を包み「闇のプリンセス」となった千名希にはちょっとゾクっと来た。いつもの清楚な感じと違って、こ、これは、これでなかなか魅力的!とテュロウも思ったに違いない(笑) そして2人の愛のチカラでシュライハルの闇の呪縛を打ち破るんだけど、この解決方法もエロゲーならではでなかなか面白い。 ハッピーエンドやエピローグに関しては「おいおい、ハッピーエンドにも程があるよ」ってぐらい、ご都合主義な大団円でしたけど、まぁこの癒し系の作品なら笑って許せるレベル。いやぁ、面白かった。


posted by pakupaku(パクパク) at 04:36| Comment(1) | ゲーム「詳細レビュー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
google検索で立ち寄りました。はじめましてー。

>極端な話「姫凛々」の成分はシャンレナでほぼ構成されていると言っても過言ではないっ!

激しく同意です。激しく遅いコメントですが(笑)
全体を通してネット上での評価はそんなに高くないみたいですが、自分はかなり良いという部類に入るゲームでした。
Posted by 弥永壱哉 at 2006年10月01日 16:36
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。